パソコンショップ PC-WRAP(@PCWRAP)です。
パソコンに不具合があった場合に備え、様々なバックアップを取っておく方法がありますが

方法がありすぎてどれを選べば良いのかわからない・・・

パソコン初心者でも安心して出来る方法はあるの・・・?
と、言う方へお勧めの方法を紹介したいと思います。
Windows10 OSの場合 パソコンに不具合があり正常起動出来ない場合に備えて
【回復ドライブ】・【システムイメージ】と呼ばれるデータの作成方法が存在します。
作成しておくとパソコンに万が一不具合が発生した場合でも、回復ドライブを使用して
OS再インストールが行えたり、システムイメージを用いてイメージを作成した時点の
状態に復元出来たりとOSの再インストールやアプリのセットアップ、設定の変更等の
手間を省くことが出来るんですよ。
今回は数ある機能の中より上記 2つ をご紹介したいと思います。
回復ドライブとは
OSが起動しない場合でも回復ドライブからWindowsを回復するためのツールを起動させて、
トラブルシューティングを行いパソコンを修復できる可能性があります。
回復ドライブは、利用できなくなったPCを修復するときに使うものなので、従来の
リカバリーディスクと同じ役割を持つと思ってください。
システムイメージとは
システムファイルや設定内容、ユーザーがインストールしたアプリや作成した各種データなどを
一つにまとめてバックアップしたものです。
システムイメージを作成しておけば、トラブルが発生してもバックアップした時点までOSの環境を
復元する事が出来ます。
回復ドライブの作成方法
1.注意事項
回復ドライブを作成する前に、以下の点にご注意ください。
- ドライブ全体のファイルをコピーする為、作成に時間がかかる場合があります。
- ノートパソコンで作成する場合、ACアダプターを接続してください。
- 回復ドライブを保存するUSBメモリ内のデータはすべて初期化されます。
2.作成前の準備
回復ドライブを作成する前に、以下の準備を行ってください。
- 作成には必要な容量を備えた USBメモリ が必要です。
※必要なUSBメモリの容量については、「 手順7 」で確認する事が出来ます。 - ブラウザーやウイルス対策ソフトなど起動しているアプリはすべて終了します。
- 作成中にスクリーンセーバーやスリープ機能等がオンにならないよう、
設定を確認してください。 - ネットワークに接続している場合、LANケーブルを取り外すか無線LAN機能をオフにします。
3.回復ドライブを作成する
Widnows10で回復ドライブを作成するには、以下の操作手順を行ってください。
- 「スタート」をクリックし、アプリの一覧の「W」欄から「Windowsシステムツール」を
クリックして、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
- 「コントロールパネル」が表示されます。
「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認し、「システムとセキュリティ」欄の「コンピューターの状態を確認」をクリックします。
- 「セキュリティとメンテナンス」が表示されるので「回復」をクリックします。
- 「回復」カテゴリーが表示されるので「回復ドライブの作成」をクリックします。
- 「回復ドライブの作成」が表示されます。
※「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」に
チェックが入っている事を確認し「次へ」をクリックします。
※チェックを入れることで、回復パーティションがコピーされ回復ドライブを使用して
パソコンを初期状態に戻すことができます。
※パソコンに回復パーティションが保存されていない場合はチェックボックスは
灰色で表示され、チェックを入れることができません。 - 「お待ちください」と表示されるのでしばらく待ちます。
- 「USBフラッシュドライブの接続」が表示されます。
回復ドライブの作成に使用するUSBメモリをパソコンに接続します。
※使用するUSBメモリがすでにパソコンに接続されている場合は、
この画面は表示されないので 手順8 へ進みます。
※表示されている容量以上のUSBメモリを使用してください。
※実際に必要な容量は、表示されている容量より多くなることがあります。 - 「USBフラッシュドライブの選択」が表示されます。
「使用可能なドライブ」欄から使用するドライブ名をクリックし、
「次へ」をクリックします。
- 「回復ドライブの作成」が表示されます。
USBメモリ上に必要なデータが保存されていないことを確認し、「作成」をクリックします。
※ 回復ドライブを作成すると、USBメモリ上に保存されているデータはすべて削除されます。
- 「回復ドライブを作成中」と表示されるのでしばらく待ちます。
- ※ ドライブの作成には長時間かかる場合があります。
回復ドライブの作成が完了すると、「回復ドライブの準備ができました」と
表示されるので「完了」をクリックします。
12.以上で回復ドライブの作成は完了です。
USBメモリ内に回復ドライブが作成された事を確認してください。
※あくまで上記画像は一例となりお手元のパソコンの画面とは異なる場合もございます。
※異なるご案内方法をご希望の場合、以下のマイクロソフト社サイトをご参照ください。
・回復ドライブを作成する
システムイメージの作成方法
1.注意事項
回復ドライブを作成する前に、以下の点にご注意ください。
- システムイメージはドライブ全体のファイルをコピーするため長時間かかる場合があります。時間に余裕のある際に作業を行ってください。
- ノートパソコンで作成する場合は、ACアダプタを接続してください。
- パソコンに問題がある時点でシステムイメージを作成した場合その問題も含めて、
システムイメージが作成されます。 - システムイメージの作成はパソコンが正常に動作している時に行うことをお勧めします。
- システムイメージでは復元する項目を個別に選んで復元することができません。
その為、復元を行うとバックアップした後に作成したデータは削除されます。 - システムイメージで復元できなかった場合や、著作権で保護されたデータなどはバックアップできない可能性があるため、大事なファイルやデータは別にコピーを行う事をお勧めします。
2.作成前の準備
システムイメージを作成する前に以下の準備を行ってください。
- システムイメージのバックアップ先は、ハードディスク・DVD/BDなどのメディア
(対応しているドライブを搭載した機種のみ)・ネットワークの場所などが選択できます。 - 内蔵ハードディスク以外にバックアップする場合は、作業前に予め
機器をパソコンに接続してください。
※ バックアップ先には内蔵ハードディスク以外を選択することをおすすめします。
3.システムイメージを作成する
Windows 10でシステムイメージを作成しバックアップするには、以下の
操作手順を行ってください。
4.「スタート」をクリックし、アプリの一覧の「W」欄から「Windowsシステムツール」を
クリックして、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
5.「コントロールパネル」が表示されます。
「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認し、「システムとセキュリティ」欄の
「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。
6.「バックアップと復元(Windows 7)」が表示されるので
「システムイメージの作成」をクリックします。
7.「バックアップデバイスを捜索中です…」と言うメッセージが表示されたら、暫く待ちます。
※デバイスやバックアップ先が正しく認識されない場合は再度手順6から行うか、
各項目をクリックすると表示される「最新の情報に更新」を行ってください。
8.「システムイメージの作成」が表示されます。
システムイメージの保存先をクリックし、「次へ」をクリックします。
ここでは例として、「ハードディスク上」をクリックします。
9.コピーするドライブの選択画面が表示された場合は、対象に含めるドライブに
チェックを入れ、「次へ」をクリックします。
※ 画面が表示されない場合、次の手順に進みます。
※ Windowsの実行に必要なドライブは、既定で対象となっているため選択できません。
10.システムイメージに必要な容量を確認し、「バックアップの開始」をクリックします。
※ DVD/BDなどのメディアに作成する場合は、必要な容量分のディスクを用意してください。
11.「バックアップを保存しています」というメッセージが表示されるので、しばらく待ちます。
12.「システム修復ディスクを作成しますか?」という画面が表示されるので、
「はい」または「いいえ」をクリックします。
ここでは例として「いいえ」をクリックします。
13.「バックアップは正常に完了しました。」という画面が表示されたら、
「閉じる」をクリックします。
以上でシステムイメージの作成は完了です。
バックアップ先に、「WindowsImageBackup」フォルダーができたことを確認してください。
※あくまで上記画像は一例となりお手元のパソコンの画面とは異なる場合もございます。
※異なるご案内方法をご希望の場合、以下のマイクロソフト社サイトをご参照ください。
・システムイメージを作成する
作成に失敗する時は?
通常であれば特に問題も発生せず作成可能ですが、場合により作成が出来ない場合があります。
そんな時は下記項目を確認してみましょう。
回復ドライブ
ー「回復ドライブを作成できません」というメッセージが表示される場合の対処方法について。
- USBメモリを確認する
・USBメモリの容量が不足している場合
回復ドライブの作成には、推奨されている32GB以上の容量を備えたUSBメモリが必要です。
ご使用のUSBメモリの容量を確認しましょう。
※回復ドライブを作成したUSBメモリは、未使用領域が残っていても別の用途で
使用することはできません。
・USBメモリが暗号化されている場合
USBメモリが暗号化されていると、正常に回復ドライブを作成できないことがあります。
暗号化機能が搭載されているUSBメモリでは、暗号化機能の解除や削除などを行った上で
回復ドライブを作成できるかを確認してください。 - Windows Updateが最新まで適用されているか確認する
Windows Updateの更新中や再起動などを行う前に回復ドライブを作成すると、
正常に作成出来ない場合があります。
Windows Updateや他、修正モジュールが未適応の場合、適応してから回復ドライブを
作成してください。
システムイメージ
- システムイメージの作成に必要な容量が足りない場合「バックアップに失敗しました。」と
いう画面が表示されます。不要なデータを削除する等必要な容量を確保して
再度操作を行ってください。 - 「指定したバックアップの保存場所には、別のボリュームにシャドウコピーの
記憶域があります」と表示された場合、システムイメージの作成は
正常に行われていません。
システムイメージを保存するドライブを変更するなどし改めて操作を行ってください。
まとめ
主に使用されるバックアップ方法をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
仕事で使用されている場合オフィスソフトで作成された資料、プライベートでは写真など
PC には大切なデータが沢山保存されています。
これらのデータをトラブルや、間違いで復元できない時のために大切なのが
「データのバックアップ、つまりデータの保存」です。
定期的に写真を外付けHDD、光学メディアへコピーしたりクラウドサービスへ
保存したりと可能な限り、データが消失しないようにしましょうね!
※その他バックアップ方法については、以下のマイクロソフト社サイトをご参照ください。
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