業務はもちろんプライベートでも何かと使うOfficeソフトですが、Microsoft以外にも互換ソフトと呼ばれるものが存在します。
Microsoft社オフィスは高価ですが、互換ソフトになると無料もしくは安価な事も…
本記事ではMicrosoft社オフィスと互換ソフトとの違いや、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
Officeソフトは大きく分けて「Microsoft Office」と「互換ソフト」の2種類がある
「Officeソフト」とはグラフの作成や表計算、文章作成やメールの送受信といった、便利なアプリケーションソフトが複数セットになったソフトウェアの総称です。
実は様々な会社がOfficeソフトを開発しています。
Officeソフトの種類は、大きく分けてMicrosoft社が販売している定番の「Microsoft Office」と
その他のメーカーがそれぞれ販売している「互換ソフト」の2種類。
これらの違いを理解せず購入すると、出来る事が出来なかったり、必要なソフトが入っていない為追加で購入したりと後悔してしまう事も…では、オフィスソフトの違いについて理解していきましょう。
圧倒的シェア!Officeソフトと言えばこれ「Microsoft Office」
Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)は、Microsoft社が提供するOfficeソフトです。
会社は勿論、個人でも使用されている標準的なソフトで、「オフィスソフトと言えばこれ!」と断言できるほどの圧倒的シェアを誇っています。
一般的に「オフィスソフト」と言えば、Microsoft Officeを指していると思って良いでしょう。
尚、パッケージによって入っているソフトの種類は異なりますが、Microsoft Officeに含まれる主なソフトは以下の7種類です。
名称 | 出来る事 | 主な使用用途 | |
---|---|---|---|
![]() |
Word | 文書作成 | 案内状・契約書・プレスリリース作成 |
![]() |
Excel | 表計算 | 見積書・請求書・顧客名簿作成 |
![]() |
Outlook | 個人情報管理・メールソフト | メール・スケジュール管理・タスク管理 |
![]() |
PowerPoint | スライド作成・プレゼン | 図解や動的な資料の作成 |
![]() |
Publisher | 出版・DTP | 名刺・チラシ・パンフレット作成 |
![]() |
Access | データベース作成 | 商品情報・顧客情報・売上データ管理 |
![]() |
OneNote | 凄腕メモ帳 | アイデアのメモ・取得した情報の整理 |
この中でも「Word,Excel,Outlook,PowerPoint」は特に使う事が多いかと思います。
他の互換ソフトでもほぼ必ずラインナップされていますね。
無料・格安で導入出来る「Office互換ソフト」
Microsoft Office以外のオフィスソフトを総称して「Office互換ソフト」と呼びます。
各ソフトはMicrosoft Officeと互換性があり、Microsoft Officeとデータやファイルの受け渡しが可能です。
紛らわしい点と言えば、オフィスソフトに含まれる「表計算・文書作成・スライド資料」ソフト等の名称が
ソフトメーカーによって異なると言う点です。
会社名|ソフト名 | 文書作成 | 表計算 | スライド作成 | |
---|---|---|---|---|
Microsoft | Microsoft Office | Word | Excel | Powerpoint |
キングソフト | WPS Office 2 | Writer | Spreadsheets | Presentation |
MobiSystems | OfficeSuite | Documents | Sheets | Slides |
ポラリスオフィス | PolarisOffice | Word | Sheet | Slide |
ー | ドキュメント | スプレッドシート | スライド | |
Apache | OpenOffice | Writer | Calc | Impress |
ー | LibreOffice | Writer | Calc | Impress |
例えば、Microsoft Officeでの文書作成ソフトといえば「Word」ですが、WPS Officeでの文書作成ソフトの名称は「Writer」です。
他にも、Microsoft Officeでの表計算ソフトといえば「Excel」ですが、WPS Officeでの表計算ソフトの名称は「Spreadsheets」だったりします。
このように、役割が同じソフトでもメーカーによってソフトの名称が異なる事が多いので、勘違いしないようにしましょう。
無料で使えるMicrosoft Officeがある
Office OnlineとはMicrosoftが開発し、オンラインで無料利用できるOfficeソフトウェアです。
Office Onlineを利用すると、オンライン版の「Word・Excel・PowerPoint・Outlook」等を使う事が出来ます。
ネットが繋がっている環境であれば、パソコンだけでなく、タブレット・スマートフォン等様々なデバイスからOfficeを利用する事が可能です。
Office Onlineについて解説している記事はこちらから

Microsoft Officeと互換ソフトどっちが良いの?
代表的なオフィスソフトとして広く使われている Microsoft Officeと、その互換ソフトとも呼ばれる WPS Office(ダブルピーエスオフィス)。
どちらも文書作成や表計算のために使われ、互換性のあるファイル形式で編集することができますが、一体どんなところが違うのでしょうか?
Microsoft Office | WPS Office | ||
---|---|---|---|
価格 | ¥38,284- | ¥5,405- | |
文書作成 | Word(ワード) | Writter(ライター) | |
表計算 | Excel(エクセル) | Spreadsheets(スプレッドシート) | |
スライド作成 | PowerPoint(パワーポイント) | Presentation(プレゼンテーション) |
メリット | デメリット | ||
---|---|---|---|
Microsoft Office | 純正と言う安心感 利用ユーザー数が非常に多い |
価格が高い サポート期限がある |
|
互換ソフト | Microsoft Officeと比べ価格が安い ソフトメーカーによってはPDF閲覧ソフトも搭載 |
互換性が完全にあるとは 言えない |
価格を取るか、安心感を取るか非常に悩みますね。
結局どちらを選ぶべきなのか
ここまでを踏まえて、どちらのオフィスソフトが皆様の使い方に合うのか確認してみましょう!
- 分かりやすく簡単な操作だけ出来れば良い
- 日常生活の中で使用する
- 個人で使うデータを編集する
→WPS Office
- ソフトの機能をフルに使う
- 仕事やプレゼン用等重要なデータ編集を行う
- 複数のパソコンで扱うデータを作成する
→Microsoft Office
まとめ
Microsoft Officeは価格が高いものの、その高い信頼性と多くのユーザーが利用しているというメリットがあります。互換ソフトは、Microsoft Officeよりも安価または無料で利用できますが、完全な互換性があるわけではないというデメリットがあります。
簡単な作業や個人的な利用が主な場合は、WPS Officeなどの互換ソフトがおすすめですね。
仕事でのプレゼンや、複数PCでデータを扱うなど、機能を最大限に活用したい場合は、Microsoft Officeが適しています。
パソコン買うならPC WRAP
仕事用・プライベート用問わず、PC購入でお困りの際はPC WRAPにご相談ください。
独自の長期3年保証や、どのような理由でも返品可能なお気楽返品サービスで、あなたのPCライフを徹底サポートします。

インターネット・コンピュータランキング

パソコンランキング

Windowsランキング
↑↑ブログ継続の励みになります!ポチッと応援!