PCゲームがどこでも遊べる!ポータブルゲーミングPCの魅力とは?

パソコンtip
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テクノロジーの進化は目覚ましく、今や手のひらサイズのデバイスでPCゲームを動かしたり、クラウド経由でハイクオリティなゲームをストリーミングしたりできるようになりました。PCゲームはデスクトップPCの前でしか遊べないという常識は、もはや過去のものです。この記事では、多様なポータブルゲーミングデバイスの種類から、あなたにぴったりの一台を見つけるための選び方について解説していきます。

ポータブルゲーミングPCとは?

7~10インチ程度のモニターを搭載した小型軽量のゲーミングPCです。
手のひらサイズでどこにでも楽々持ち運べるため、場所を問わずにどこでも気軽にゲームをプレイできます。
もちろんゲームプレイだけでなく、通常のパソコンやタブレットとしても利用可能です。
特に以下の3点は、ポータブルゲーミングPCならではの特徴です。

■PCゲームの自由な持ち運び
AAAタイトルからインディーゲームまで、数多くあるPCゲームライブラリをどこへでも持ち出せます。
自宅のソファ、外出先のカフェ、旅行先など、場所を選ばずにあなたの好きなゲームをプレイできます。

■一台で何役もこなす多機能性
ただゲームをするだけでなく、動画視聴、ブラウジング、資料作成など、一般的なノートPCやタブレットと同じように使えます。出張先や旅行先でのちょっとした作業にも対応できるため、デバイスを複数持ち運ぶ必要がなくなります。

■充実したカスタマイズと拡張性
外部モニターやキーボード、マウスを接続すれば、まるでデスクトップPCのような環境を構築することも可能です。
ストレージの増設や周辺機器の接続など、自分のプレイスタイルに合わせて柔軟に環境をカスタマイズできるのも魅力です。

ポータブルゲーミングPCのメリット・デメリット

その名の通り、持ち運びができるゲーミングPCですが、メリットとデメリットがあります。

項目 メリット デメリット
携帯性 いつでもどこでもAAAタイトルが遊べる 携帯ゲーム機より重く、サイズが大きい
ゲーム 幅広いゲームタイトルに対応
(PCゲーム全般)
バッテリー駆動時間が短い(特に高負荷時)
機能性 複数の役割を一台でこなせる多機能性
(通常のPCとしても利用可)
携帯ゲーム機に比べると複雑な初期設定が
必要な場合がある
カスタマイズ/拡張性 高いカスタマイズ性、外部機器との接続で
据え置き環境も構築可能
内蔵ストレージ容量が少ないモデルが多い
価格 長期的にはゲーム機を複数買うよりお得な場合も 一般的なノートPCや据え置き型ゲーム機より
価格が高め
性能/動作 最新のゲームも設定次第で快適に動作 冷却性能と静音性に限界がある
(高負荷時に発熱やファン音が目立つ)

ポータブルゲーミングPCの選び方

ポータブルゲーミングPCの心臓部とも言えるのがCPU、GPU、RAMですが、発売されている機器が多すぎてどれを選べばよいかわからないかと思います。そんなときは下記を基準にすれば良いでしょう。

まずはプレイスタイルをチェック
プレイスタイル 特徴 おすすめ構成
ライトゲーマー インディーや旧作をメイン CPU:Ryzen 5 / Core i5
GPU:Radeon 680M以上
RAM:16GB / SSD:512GB
スタンダートゲーマー 最新作もそこそこ遊びたい CPU:Ryzen 7 7840U / Core Ultra 7
GPU:Radeon 780M以上
RAM:32GB / SSD:1TB
ヘビーゲーマー&兼クリエイター 高負荷ゲーム&動画編集など CPU:Ryzen Z1 Extreme / Core Ultra 9
GPU:Radeon 780M以上
RAM:32GB

SSD:2TB以上

迷ったら「CPU性能・RAM容量・SSD容量」で選べばOK!

ディスプレイ選びのポイント
項目 おすすめ条件 ワンポイント
サイズ 6~8インチが主流 7〜8インチが持ち運び&視認性のバランス◎
解像度 Full HD〜WQXGA 高精細すぎるとGPU負荷が増えるので注意
リフレッシュレート 60Hz〜120Hz以上 FPSやアクションは120Hz以上推奨

OLEDパネルは映像美が最高、IPSはコスパ◎

ストレージは「容量優先」で選ぶ
容量 目安 ワンポイント
512GB インディーや旧作数本 最低限。将来的に物足りなくなるかも
1TB AAAタイトル複数&快適運用 標準的。まずはこの容量を基準に!
2TB以上 大量のゲーム保存+編集作業 大は小を兼ねる。迷ったら多めに!

OSやその他のソフトウェアで多少容量が消費されるため、実際に使える容量は表記より若干少なくなります。
MicroSDは補助用!ゲーム保存には向きません。

バッテリーや携帯性について
項目 基準 ワンポイント
バッテリー 高負荷ゲーム:1〜2時間
軽めの使用:3〜5時間
USB PD対応ならモバイルバッテリーも活用可能
重量 700g以下が理想 手持ちプレイなら軽さが大事!

高負荷ゲーム:AAAタイトル、高設定など

その他ポイント(冷却・操作性・拡張性)

■冷却性能
小型のUMPCは熱がこもりやすいため、長時間プレイするには冷却ファンの設計が非常に重要です。
排気口の位置や数、ファンノイズなども確認できると良いでしょう。
適切な冷却性能は、パフォーマンスの安定性と本体の寿命に直結します。

■操作性
ボタンやスティックの配置、押し心地、アナログスティックのデッドゾーンの有無などは、実際に触れてみないと分かりません。可能であれば、店頭などで実機を触って確認できるとベストです。

■拡張性
USBポートの数や種類、外部モニター(HDMI/DisplayPort)やコントローラーの接続可否など、周辺機器との連携を事前に確認しておきましょう。ポータブルゲーミングPCは、SSDが交換できないモデルが多いため、購入時に必要な容量をしっかりと見極めて「決め打ち」で購入することが非常に重要です。

プレイスタイル別おすすめモデル

モデル名 プレイスタイル 特徴とおすすめポイント
AYANEO Air Plus ライトゲーマー 軽量&7インチで、携帯性抜群
Ryzen 5やCore i3搭載モデルも存在しているが、Ryzen 7 6800U 搭載モデルが主流
ROG Ally スタンダートゲーマー Ryzen Z1 / Z1 Extreme搭載
高性能・コスパ良好で、多くのAAAタイトルを快適にプレイ可能。
ONEXPLAYER X1 ヘビーゲーマー&動画編集も 大画面(10.95インチ)&拡張性も充実
SSDは最大4TBまで対応可能で、交換も比較的容易な設計
コントローラー着脱式でタブレットPCとしても利用可能
Steam Deck OLED スタンダード+インディー向け OLEDディスプレイによる美しい画面と、バッテリー持ちの良さが特徴
価格も抑えめで、Steamライブラリとの連携が強み
初心者にも人気

モデルは用途に合わせて選びましょう。性能だけでなく、サイズ・重さ・持ち運びやすさも要確認!

ポータブルゲーミングPC(Windows)で遊べるプラットフォーム

プラットフォーム 特徴 備考
Steam 世界最大のPCゲームプラットフォーム
多くのAAA&インディーが揃う
オフラインモード対応
コントローラー操作に最適化された「Big Pictureモード」は、対応タイトルでは快適に操作可能
Epic Games Store 独占タイトルや毎週の無料配布が魅力 UIがシンプルで扱いやすい
FortniteはEpicが開発している代表的タイトル
Xboxアプリ
(PC Game Pass)
サブスク型で人気タイトルが遊び放題 月額課金で多数のゲームが利用可能
一部タイトルはクラウドプレイに対応
Ubisoft Connect Ubisoft製タイトルの管理・起動に使用 Assassin’s Creed、Far Cryなど
シリーズ作品が多く、DLCやアップデート管理も容易
Battle.net Blizzard/Activision製タイトル専用 Diablo IV、Call of Duty、Overwatch など
Origin / EA App EA製ゲームの専用プラットフォーム FIFA、The Sims、Battlefield など
Windows Store / Microsoft Store Windows標準搭載の公式ストア
Xbox Play Anywhere対応もあり
XboxとPCのクロスプレイに対応するタイトルも一部あり

Steamをメインに、Game PassやEpicを補完する使い方が人気です。複数プラットフォームを併用すれば、より幅広いタイトルが楽しめます!

まとめ

ポータブルゲーミングPCは、ケーブル不要でどこでもPCゲームを楽しめる自由が最大の魅力です。
携帯性に優れる一方、デスクトップPCより高性能機は高価になりがちですが、寝る前や移動中はもちろん外出先でもシームレスにゲームを続けられるのはメリットです。また、すでにデスクトップ型のゲーミングPCを所有している方でも、ポータブルゲーミングPCは新たな選択肢として魅力的だと言えます。


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